シルクを纏い美肌へ近づこう

スキンケア用品やヘアメイクなど、美容にはそれぞれこだわりがある人も多いと思います。できることなら、就寝中にも美を保ちたいものです。 最近では、美肌効果が期待できることから、さまざまなシルク製品が話題になっています。そのひとつが「シルクパジャマ」です。ここでは美容面からみたシルクパジャマの効果や人気の秘密、リアルな評価をご紹介します。スキンケアの中にシルクを纏うことを選択肢として選んでみてください。

シルクの特徴

シルクの特徴には、「美しい光沢」「心地よい肌触り」「夏は涼しく、冬は暖かい」「素肌にやさしい」「静電気が起こりにくい」などが挙げられます。ここでは、シルクの特徴について解説します。

美しい光沢

シルクの繊維に含まれるフィブロンというタンパク質の断面は、繊維断面が三角形のため光をプリズムのように乱反射させます。そのため、他の素材にはない独特な美しい光沢があります。

心地よい肌触り

シルクは繊維が細いため、肌触りがなめらかです。シルク特有の触り心地はリラックス効果もあるといわれています。

季節を問わない

シルクは熱伝導率が低いため夏は涼しく、冬は暖かい素材です。天然繊維の中でも、シルクはコットンの約1.5倍の吸水性があり、吸水力が高いです。吸湿性に優れている上、放湿性も大きく、保温性にも優れた繊維で、薄く軽やかでしなやかな特性を持っています。

肌にやさしい

シルクは人間のお肌に近いタンパク質成分でできているため、身に付けた際の相性は抜群です。加えて軽やかでなめらかな素材のため、余計な刺激も与えにくいです。化学繊維で肌荒れしたり、アトピー肌の人には特に愛用されています。肌トラブルを抱えやすい人も、シルク素材なら身に付けやすく、トラブルを軽減できる傾向にあるようです。

静電気が起こりにくい

シルクは天然繊維で、吸湿性が高く優れています。そのため化学繊維に比べ衣類の着脱時にありがちな静電気はおきにくくなります。そのため空気が乾燥する冬の時期にはシルク製品が特に活躍します。さらに花粉やホコリなど汚れが付着しにくいという性質もあるため、清潔さを維持することもできます。

シルクのスキンケア効果を深掘り

上記のことから、シルクは特有の魅力を多く持った素材であることがわかります。 それでは、シルクが肌に与えるスキンケア効果をさらに深掘りしていきましょう。

シルクは紫外線を吸収する?

シルクは蚕の繭からできているのをご存じですか。繭は中の幼虫を紫外線から守る、バリアのような働きをしています。シルクにはセリシンという成分があり、紫外線を吸収する働きがあります。天然のUVカット効果をもつシルクは、驚くことに紫外線を90%以上もカットします。ちなみに他の天然繊維の紫外線カット率を紹介すると、コットンが68%、麻が56%となっています。シルクの紫外線カット率はコットンの1.3倍以上にもなります。 シルク素材の服を着ることで手軽に紫外線対策ができるというわけです。

シルクは肌への負担が少ない?

シルクは肌への負担が少ない素材です。シルクは、様々なサイトに記載のあるように、18種類のアミノ酸で構成されており、人の肌に近い成分で構成されています。 肌の構成と異なる成分の「コットンや麻」、「レーヨンやリヨセルなどの再生繊維」、石油由来の「アクリルやナイロン、ポリエステルなどの合成繊維」に比べると、人の肌に余計な負担をかけることは少ないです。 またシルクは、柔らかな極細の繊維が集まってできているため、滑らかな肌触りが特徴です。そのため、固い繊維で肌を傷つけることもなく、ごわつきもなく肌への摩擦も少なく済みます。これらのことから、シルクは肌にマイナスを与えにくい繊維といえます。

シルクは清潔さを保ちやすい?

私服や部屋着のまま寝てしまった場合、日常生活で衣類に付いたホコリや花粉などがベッドに付着する可能性があります。ベッドに入る前にきちんとしたパジャマに着替えることで、清潔なベッド環境を保つことができます。また、睡眠前のルーティンとしてパジャマに着替えることで、入眠しやすくなるという研究結果もあるようです。清潔を保ち、睡眠の質をあげるためにも、睡眠の前はパジャマに着替えましょう。

シルクパジャマの注意点

シルクパジャマは非常にデリケートなため、扱い方によっては傷ついたり、汚れたりする場合があるため、丁寧に扱う必要があります。それではいくつか注意点をチェックしてみましょう。

油分に気をつける

ドレッシングやソースなどの油分を含む水分は、洗濯しても落ちにくいためシミができやすいため注意しましょう。食事の際はエプロンなどをしてパジャマを汚れから守りましょう。

変色する場合がある

シルクにはセリシンという成分が含まれています。セリシンには、紫外線を吸収するというメリットがあります。しかし紫外線を吸収するが故に黄色く変色してしまいます。洗濯の際は日陰に干したり、保管の際も日の当たらない場所に保管したり注意が必要です。

選択の際は手洗いがおすすめ

シルクは繊細な素材のため、洗濯機で洗うと縮んだり、糸くずができたりする可能性があります。そのため、手洗いがおすすめです。また製品シルクは、強酸やアルカリに弱いため、洗剤は中性や弱アルカリ性のものを使用するようにしましょう。

アイロンを使用する際は低温で行う

シルクパジャマへのアイロンは低温で仕上げるようにしましょう。高温でのアイロンは繊維を傷めるため避けてください。また、アイロンをかける前に製品のラベルを必ず確認しましょう。 これらの注意点に従い、シルクパジャマの美しさや着心地を長持ちさせましょう。

シルクパジャマで寝ている間に美しく

寝ている時間でさえも美容効果を感じるためには、パジャマを一度見直してみませんか。 就寝中は、無意識に寝返りを繰り返しており意外と動いています。寝返りをすることで、肌と衣服の間に摩擦がおき、肌へダメージが加わる場合があります。しかし、シルクパジャマは摩擦が少なく肌への負担を減らしてくれます。睡眠中に着るだけでカラダ全体をやさしく包みお肌を刺激から守ります。

着用している人のリアルな感想

実際にシルクパジャマを愛用している人はどのように感じているのでしょう。リアルな感想を見ていきましょう。(自社アンケートより抜粋しています)

・肌触りが良く気持ちいい。そのため着心地や寝心地もよいので快適な睡眠ができていると思う。

・シルクパジャマは高価ですが、思い切って購入。冬の時期、インナー1枚とシルクパジャマでも暖かく、気持ちよく眠ることができました。

・肌にフィットする着心地。なめらかな肌触りはシルク特有で気持ちいい。


・普段は静電気は気にならないが、やはり乾燥がひどい時期は静電気が起きやすく感じた。

・洗濯後はしわができやすい。そのため干すときはシワを良く伸ばして形を整えるようにしている。

このように、シルクパジャマにもメリット・デメリットがありますね。どちらも理解した上で使用することが大切です。

シルクとお肌の相性、シルクと睡眠の質の面からみるとシルクはパジャマとして非常におすすめの素材です。シルクはお肌に近い成分なので、人間のお肌との相性は抜群です。そのため、敏感肌の方やアトピーなど、肌が弱い方でも安心して身につけることができます。また、吸湿性、放湿性ともに優れている素材なので、汗をかきやすい人にもおすすめの素材です。しかしお肌の質や汗をかきやすさ、アレルギー持ちなど体質は人それぞれです。シルクが自分の肌と合うかを確認しておくことも大切です。その点を踏まえてパジャマを選ぶことも大切です。


高価なイメージのシルクパジャマ

シルクパジャマは高価なイメージがあり、なかなか購入に至らないという方も多いのではないでしょうか。スキンケアや化粧品にお金をかけるまえに、毎日使うアイテムに投資してみてはいかがでしょうか。美容効果のあるシルクを選ぶことで、より美しいお肌を手にいれることができるかもしれません。

まとめ

今回ご紹介したとおり、シルクにはたくさんの美容効果があります。 パジャマは毎日使うものです。美しさへの投資としてシルクパジャマを購入してみてはいかがでしょうか。 高価に感じてしまうシルクパジャマですが、寝ている間にも美を追求してみませんか。 寝ているときもお肌のケアを忘れない!睡眠時間も有効に活用してより綺麗になりましょう。


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