身体を解放してあげよう

締め付けのきつい服ばかり着ていませんか? 服の締め付けは身体にさまざまなダメージを与えます。 お仕事のときはスーツ、プライベートではおしゃれのためにボディラインを強調する服やウエストの締まったボトムスなど、体を締め付ける服は多く存在します。 日中に限らず、夜寝る時の格好も大切です。 睡眠時は締め付けの少ないパジャマに身を包み、カラダもこころもリラックスさせてあげましょう。 そこで今回は、服の締め付けにより体が受ける影響についてご紹介します。

服の締め付けが身体に与える影響とは

下着、コルセット、タイトなジーンズ、着物などの締め付けのある服は、大体の場合「健康のため」「おしゃれに美しくみせるため」のものです。しかし、体の疲れや、長時間の着用などの原因により、逆に健康に悪影響を及ぼしてしまう場合もあります。 自分では大丈夫だと感じていても、皮膚や内蔵、筋肉、骨などは圧迫を強く受けており、身体・精神的にストレスを受けているケースも多いのです。 こうなると、皮膚はかゆみで赤く炎症をおこしたり、骨・筋肉・内臓などの位置がズレたり、痛みやさまざまな症状を引き起こしやすい状態になっていきます。

かゆみや冷え性の原因になる恐れもあります

衣類かぶれ

衣類との接触により肌が刺激を受け、アレルギー反応を引き起こすというもの。衣類かぶれが生じると赤い発疹や水疱があらわれます。多くの場合、衣類に触れた部位に一致しているのが特徴です。締め付けの強い部位では、赤いミミズ腫れのような発疹が生じ、かゆみやヒリヒリとした痛みを伴うこともあります。

血行不良

締め付けのある服は冷え性にも影響を及ぼします。服の締め付けにより、血流が妨げられます。そのため、手足など末端部分まで血流が届きにくくなり、冷え性を悪化させやすい状態となります。 冷え性の人などは特に血行をよくしておく必要があります。冷え性の人は特にきつい服ばかり着ず、ゆとりのある服も身につけるようにしましょう。

睡眠時の締め付けにも要注意

睡眠時の服の締め付けは、睡眠の質を低下させる場合があります。 睡眠時のパジャマ選びも重要で、着用するものによっては眠りが浅くなったり、風邪をひいたりと影響を及ぼします。日中の締め付けから体を解放しリラックスさせ、眠りにつくことが大切です。

パジャマに必要な条件

などが挙げられます。またパジャマは、上下セパレートのものが動きやすいため好ましいです。袖口や襟、裾口なども適度なゆとりのある物の方が寝苦しくないでしょう。

締め付け感が少ないものを選ぶことで、就寝中のかゆみや寝苦しさも軽減されます。
パジャマを選ぶ際には確認したほうがいいでしょう。

睡眠時のどのような格好で寝ていますか

睡眠時、きちんとしたパジャマを着ていますか。パジャマの代わりとして、Tシャツや短パン、スウェット、ジャージなどを着て寝ていませんか。それぞれのデメリットをご紹介します。 Tシャツ、短パン 私服として着なくなったTシャツや短パンをパジャマ代わりとして着用している人も多いと思います。パジャマを購入せずに済むので取り入れやすく、着用しがちです。しかし、吸湿性や放湿性が優れていない素材であったり、身体にまとわりついたりとデメリットもあります。また夏など暑い時期はエアコンの風により、睡眠中にかいた汗が吸収されず、体が冷えてしまい眠りを妨げる原因にもなります。 スウェット スウェットは気軽に着用できる部屋着として、親しまれています。しかし、パジャマとしてはあまりおすすめできません。スウェットなどの部屋着として作られている衣服は、化学繊維の素材のものが多くあります。化学繊維は、吸湿性や放湿性に劣っているものが多く、汗をかく睡眠中の服としては適していません。また、袖口や裾口などは、ゴムがキツく、就寝時の長時間にわたって着用していると、寝苦しさを感じる原因にもなりかねません。 ジャージ ジャージやトレーニングウェアはスウェット同様に化学繊維の生地特有のごわつきなどがあり、寝苦しさを感じる場合もあります。そのため睡眠時の着用は、避けた方が良いでしょう。

シルクパジャマがおすすめ

きちんとしたパジャマとして、シルクパジャマが非常におすすめです。 パジャマは睡眠専用の衣服です。そのため、ウエストや手足首の締め付け感が少なく不快感が軽減されるよう作られています。 シルクパジャマはそれに加えて、さまざまなメリットがあります。

・吸湿性

人間は季節に関係なく、就寝中に汗をかきやすい性質があります。汗をかくことで、体温の調節をし、深い眠りにつくことができます。 シルクパジャマは吸湿性や放湿性に優れているため、特に夏場など汗をよくかく時期は汗を素早く吸収し肌のべた付きを防ぎます。 熱を溜め込みにくくし、ムレを軽減してくれるので就寝中も涼やかで、快適な眠りをサポートします。

・保温性

冬場には、体温を外に逃がさない保温性も重要になります。パジャマは体温調整ができるよう計算された衣服です。シルク繊維には多くの気泡があり断熱効果の働きをします。そのためシルクパジャマは保温、保湿効果が高く冬でも温かく過ごせるといわれています。

・肌触りのよさ

シルクパジャマは、シルク素材特有のなめらかな肌触りや光沢感があります。なめらかな肌触りにはリラックス効果もあるといわれています。 また肌にも優しく、化繊繊維でかぶれたり肌が弱い人にもおすすめです。そのため、締め付けにより肌が弱り、かゆみや赤みが生じているときにも、シルクパジャマは着用していただくことができます。

睡眠時にシルクパジャマを着ることで得られるメリットについてご紹介しました。 睡眠時に適したパジャマを選ぶことで締め付けやかゆみ、ムレなどの不快感から解放され、睡眠の質は高まります。部屋着で眠っていて寝つきが悪くなった経験がある方は、ぜひシルクパジャマをお試しください。

まとめ

私たちの体は日常的に衣服に締め付けられています。自分は不快に感じていない場合でも、少なからず身体はダメージを受けています。それは、日中に限ったことではありません。睡眠時の締め付けも、かゆみや赤みなどの皮膚症状や冷え性、睡眠不足などを引き起こします。睡眠時に適したパジャマを身につけ、締め付けから体を解放することが大切です。 ぜひ一度パジャマを見直してみてはいかがでしょうか。 シルクパジャマを着ることで、睡眠の質を高めることができ、スッキリとした目覚めを手に入れてください。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です